6.西高東低(2)

西高東低(2)

馬は完全に関西所属の馬が強い!
これは紛れもない事実です。

では騎手はどうか?
ここ数年、リーディング上位の騎手と言えば
武・岩田・安勝とすべて関西所属の騎手たちでした。

2009年は内田が武を抑えてリーディング1位でしたし
トップ10の中に関東所属騎手が6人と大健闘でした。

この関東騎手たちが勝ち星を重ねてリーディング上位に
食い込むためには、強い関西馬に乗ることが不可欠なわけです。

ここまで言えばお分かりですね。

力のある関西馬が遠征して来たときに
関東所属騎手は乗って成績を伸ばしたい。

または今後はその馬に乗り続けたいと思うのが心情だと思います。
やはり乗る側の気合も違ってきます。

ですので関西馬が関東開催未勝利戦に遠征してきて
関東所属の騎手が騎乗した場合です。

2008年
26-25-19/241 勝率10.8% 連対率21.2% 3着内率29.0%
単勝回収率 138% 複勝回収率 108%

2009年
40-24-23/280 勝率14.2% 連対率22.7% 3着内率31.2%
単勝回収率 186% 複勝回収率 102%

回収率が一気に跳ね上がりました。
単勝回収率はもちろんですが
注目して頂きたいのは複勝回収率です。

単勝回収率の場合、
例えば単勝万馬券が1つ出れば
回収率は一気に上がってしまうことが多々あります。

複勝の場合、コンスタントに成績を保っていないと
なかなか回収率100%を超えることは難しいでしょう。

それは独自で調べていただければすぐに分かると思います。

コースを熟知しているアドバンテージもあるでしょうが
それだけ関東騎手はコンスタントに3着以内に持ってきていると言うことです。

このように調教師や騎手を取り巻く環境や事情を読むことによって
勝利する可能性の高い馬を狙い打つことができるのです。

いかがでしたか?
簡単でしたね。

軸馬にしてあなたの馬券戦略に組み込むも良し!
単勝と複勝で勝負するも良し!

落ちてるお金は拾うべきです。