負けてる人に読んで欲しい競馬の勝ち方
競馬で負けている人。
それは何の策も立てず、漠然と馬券を買っている人。
またはレジャー感覚で馬券を買っている人。
などでしょう。
とくに狙ったレースもなく、
時間が空いたら予想をして馬券を買う。
上から下まで◎が並ぶグリグリの1番人気がいるレースは、
配当が安いので参加しない。
ちょっと人気がバラけたレースなら、
オッズが付くのでお金が増えそうだな、
と甘い考えと思い付きで参加する。
あなたはこんな馬券の買い方をしていませんか?
勝負で勝ちたいなら、狙いを定めることが重要です。
ではパチンコに例えてみましょう。
パチプロや勝っている人は、狙いを定めた台があります。
「お店のクセを分析すると、今日はあの台が出そうだ」
「昨日の設定を引き継いでるなら、今日も出るだろう」
という感じでしょうか。
もし狙っていた台に座れなかったら、
第二の狙い台に座るか、その日は諦めるか。
このように徹底しているのが、プロであり実際に勝っている人です。
私の友達のパチプロが、まさにこれを体現していました。
でも負けている人は、何も考えずに適当な台に座ります。
もちろんこれが楽しめれば良し!という
レジャー感覚ならOKですが、
パチンコで勝ちたいと考えているならあまりにも無策。
綿密な作戦を立てている人に、勝てるわけがありません。
もし適当に座った台で、超連チャンして大勝したとしても、それはフロック。
次回以降、また大勝することは難しいでしょう。
競馬もパチンコと同じで、
適当に参加したレースで万馬券を当てたとしても、
また狙って万馬券を当てることは難しい。
万馬券が出現しそうなレースを狙って参加する、
という作戦を立てることが重要でしょう。
では、どうやって出現しそうなレースを探すのか?
この作戦の立て方を、これから説明してきます。
まず他人より秀でたいのであれば、1つジャンルに特化しましょう。
野球にもサッカーにも当てはまることですが、
どのポジションも無難にこなせるマルチプレーヤーと、
業界で一番足が速いプレーヤーなら、成功しやすいのは後者でしょう。
1つのジャンルを徹底的に磨いた人間は、どの業界でも通用するもの。
そこで今回は芝1200メートルに注目します。
ご存じだと思いますが、
スプリント戦の芝1200メートルは先行争いが激しくなります。
スタートからガシガシと追っているのを、
レース映像で見たことがあるでしょう。
では次に芝1200メートルは、
枠順の有利不利が目立つのはご存じですか?
スタートから3コーナー(初角)までの距離が近いほど、
外枠が不利になる。
1枠の2頭、8枠の2頭がロケットスタート決めたとして、
3コーナー(初角)に入る時のポジションはどうなるのか?
イメージしてみてください。
↑↑ ↑↑
↑↑ ↑↑
↑↑ ↑↑
①① ⑧⑧
この状態で3コーナーに入ったら、
下記のような状態になるでしょう。
↑
↑↑
↑↑↑
↑↑↑↑
①①⑧⑧
ハナを切るのは1枠1番の馬。
2番手は2枠2番の馬。
3番手は8枠15番、4番手は8枠16番の馬。
コーナーの内外差で、
どう頑張っても8枠16番のポジションが後ろになる。
後ろになるということは、それだけ不利なポジションになるということ。
勝率などの成績に悪影響を与えるのは確実です。
これでお分かりいただけたでしょう。
スタートから3コーナー(初角)まで距離が短いコースは、
外枠の馬が不利なのです。
では次に芝1200メートルで、
3コーナー(初角)までの距離を競馬場別に書き出してみます。
札幌 400m
函館 490m
新潟 448m
福島 412m
東京 施行なし
中山 250m
中京 300m
京都 330m
阪神 243m
小倉 480m
上記はザックリとした距離ですが、
見比べると、明らかに中山、中京、京都、阪神の距離が短いですね。
この4つの競馬場で芝1200メートルの外枠は、
不利である可能性が高い。
という推測ができるわけです。
では次に下記のデータをご覧ください。
各競馬場、芝1200メートルの1~3番人気の複合成績です。
まず回収率は無視してください。
注目するのは勝率、連対率、複勝率で、
見比べると中山は意外とフラット。
中京は6枠から7枠にかけて、連対率がガクッと落ちます。
京都は7枠から8枠にかけて、連対率がダウン。
阪神は6枠から7枠にかけて複勝率が大幅ダウンします。
このデータが何を意味するのか?
もうお分かりですね。
中京芝1200m(7~8枠)
京都芝1200m(8枠)
阪神芝1200m(7~8枠)
この枠順に1~3番人気の馬が入った場合、
飛ぶ可能性が高いということ。
イコール、そのレースは荒れる可能性が高いわけです。
これで万馬券が出現しそうなレースを狙い撃ちにできますよね。
そして外枠が不利と言うことは、内枠が有利。
偏りが起きるレースは法則ができやすいので、
好走するパターンも見つけることが出来るでしょう。
他人より秀でたければ、1つのジャンルに特化する。
ぜひ実践してみてください。