エリザベス女王杯(2021)は取捨選択が簡単なレース!

今週末はエリザベス女王杯ですが、

G1馬は今年の秋華賞の覇者アカイトリノムスメと、

今年の大阪杯を制したレイパパレの2頭だけ。

 

以下のその他の重賞勝ち馬です。

 

ウインキートス 目黒記念(G2)

ウインマリリン フローラS(G2)日経賞(G2)オールカマー(G2)

シャムロックヒル マーメイドS(G3)

テルツェト ダービー卿CT(G3)クイーンS(G3)

デゼル 阪神牝馬S(G2)

ランブリングアレー 中山牝馬S(G3)

 

この中でG1を勝ち負けできそうなのは、

オークスで2着しているウインマリリンくらいの感じですね。

 

ちょっと手薄なイメージですが、

そんなエリザベス女王杯を過去データから考察していきましょう。

 

過去10年の傾向はとても分かりやすく、

前走のレースの格で簡単に取捨選択ができます。

 

前走G1出走馬(2- 3- 4- 26/ 35)

前走G2出走馬(7- 6- 5- 65/ 83)

前走G3出走馬(0- 0- 0- 9/ 9)

前走OP出走馬(0- 0- 0- 16/ 16)

前走3勝クラス(0- 0- 0- 21/ 21)

前走2勝クラス(0- 1- 1- 5/ 7)

前走1勝クラス(0- 0- 0- 1/ 1)

前走海外(1- 0- 0- 1/ 2)

 

過去10年の連対馬20頭のうち、

18頭が前走G1かG2に出走していた馬。

 

2011年は海外から参戦したスノーフェアリーが勝利したので、

それが1頭。

 

あとは前走2勝クラスからラキシスが、

2013年に2着しています。

 

つまり前走G2以上に出走していた馬を買えば、

だいたい当たるというわけ。

 

現時点での成績がこちら。

 

勝率8% 連対率15% 複勝率23%

単勝回収率64% 複勝回収率66%

(9- 9- 9- 91/ 118)

 

エリザベス女王杯で馬券になっている馬のほとんどが、

このパターンなんですが、まだ対象馬が多過ぎますね。

 

そこでここから、前走G2以上で1~5着の馬に限定すると、

1頭脱落して、連対馬17頭が該当します。

 

条件は以下の通り。

 

(1)前走G1かG2に出走している馬

(2)さらにそこで1~5着だった馬

 

勝率13% 連対率24% 複勝率32%

単勝回収率107% 複勝回収率79%

(9- 8- 6- 48/ 71)

 

対象馬が減って、すこしスッキリしましたね。

 

それでも過去10年で17連対しているのですから、

けっこう効果的な絞り込みだと思います。

 

今年のメンバーだと以下の通り。

 

アカイイト ( アイルラG2 7着 )

アカイトリノムスメ ( 秋華賞G1 1着 )

イズジョーノキセキ ( 西宮S・3勝 2着 )

ウインキートス ( オールカG2 2着 )

ウインマリリン ( オールカG2 1着 )

エアジーン ( 新潟牝馬 7着 )

クラヴェル ( 新潟記念HG3 3着 )

コトブキテティス ( 六社S・3勝 1着 )

シャムロックヒル ( クイーンG3 9着 )

ステラリア ( 秋華賞G1 6着 )

ソフトフルート ( 新潟牝馬 2着 )

テルツェット ( クイーンG3 1着 )

デゼル ( アイルラG2 16着 )

ムジカ ( 新潟牝馬 3着 )

ランブリングアレー ( オールカG2 7着 )

リュヌルージュ ( 新潟牝馬 6着 )

レイパパレ ( オールカG2 4着 )

ロザムール ( オールカG2 10着 )

 

たったの4頭しか該当しません。

 

この馬たちを1軍に指名します。

 

◆1軍

アカイトリノムスメ

ウインキートス

ウインマリリン

レイパパレ

 

次に前走G1かG2で6~9着だった馬。

 

これを2軍とします。

 

◆2軍

アカイイト

ステラリア

ムジカ

ランブリングアレー

 

そして最後に前走G2かG3で10着以下だった馬。

 

これを3軍に指名。

 

◆3軍

デゼル

ロザムール

 

まーここまでカバーすれば、ほぼ行けるでしょう。

 

あとはコンピ指数の発表を待って、テクニカル6で分析。

 

パターン5か6のような堅いレース傾向なら、1軍だけで馬券を構築。

 

反対に荒れそうなレース傾向であれば、

1軍から軸馬をみつけて、3軍までに流す馬券でも良さそうですね。

 

ぜひ参考にしてください。

 

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