テクニカル6×タイム型と対戦型マイニングを検証した

 

つい先日、下記のような質問がありました。

 

◆質問

軸馬選定でコンピとデータマイニングの相関関係で考えた場合

例えばパターン1でコンピ6~8位の精度を挙げるための参考として、

データマイニングのスピー指数4位迄に入った馬、対戦型で4位迄に入った馬の

勝率、複勝率などはわかりますでしょうか?

コンピ一位とマイニング一位との関係、の記事を拝見して同じ考え方できるのかな、とおもいまして、

こちらPCなくて環境がスマホのみで統計的なのが弱くて、過去三年位のものがわかると大変ありがたいです。

 

コンピ指数とマイニングの関係で参考にされた記事は、

恐らくこちらでしょう↓

コンピ指数とマイニングをクロスした可能性を検証

 

そして質問の内容ですが、

分かりやすく条件を箇条書きにすると、

 

・テクニカル6のパターン1

・コンピ6~8位

・タイム型マイニング1~4位

・対戦型マイニング1~4位

 

これらを満たした馬の勝率と複勝率を、

過去3年のデータで見たい。

 

ということでしょう。

 

では検証期間をキリの良い直近3年分として、

2016~2018年のデータを使いますね。

 

指数順 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
1位 446- 311- 286- 1022/ 2065 21.6% 36.7% 50.5% 73 79
2位 306- 281- 239- 1243/ 2069 14.8% 28.4% 39.9% 81 78
3位 276- 251- 222- 1313/ 2062 13.4% 25.6% 36.3% 89 79
4位 229- 230- 206- 1403/ 2068 11.1% 22.2% 32.2% 79 75
5位 205- 185- 201- 1472/ 2063 9.9% 18.9% 28.6% 86 78
6位 156- 191- 168- 1551/ 2066 7.6% 16.8% 24.9% 85 80
7位 118- 153- 159- 1636/ 2066 5.7% 13.1% 20.8% 82 82
8位 92- 108- 127- 1737/ 2064 4.5% 9.7% 15.8% 79 75
9位 69- 98- 121- 1765/ 2053 3.4% 8.1% 14.0% 84 83
10位 55- 77- 95- 1807/ 2034 2.7% 6.5% 11.2% 94 85
11位 43- 51- 70- 1840/ 2004 2.1% 4.7% 8.2% 97 78
12位 30- 47- 64- 1807/ 1948 1.5% 4.0% 7.2% 62 84
13位 19- 27- 46- 1756/ 1848 1.0% 2.5% 5.0% 82 70
14位 17- 31- 22- 1657/ 1727 1.0% 2.8% 4.1% 80 70
15位 7- 13- 25- 1473/ 1518 0.5% 1.3% 3.0% 42 52
16位 8- 8- 16- 1205/ 1237 0.6% 1.3% 2.6% 68 45
17位 1- 3- 3- 290/ 297 0.3% 1.3% 2.4% 11 45
18位 0- 3- 3- 238/ 244 0.0% 1.2% 2.5% 0 57

集計期間:2016. 1. 5 ~ 2018.12.28

 

馬場状態 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
6~8位 366- 452- 454-4924/6196 5.9% 13.2% 20.5% 82 79

集計期間:2016. 1. 5 ~ 2018.12.28

 

そして6~8位のデータだけを抜き出したのがこちらです↑

 

次にこのコンピ6~8位の馬の、

タイム型マイニングの順位別データを見てみます。

 

指数順 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
1位 27- 32- 24- 231/ 314 8.6% 18.8% 26.4% 81 75
2位 28- 37- 36- 286/ 387 7.2% 16.8% 26.1% 79 78
3位 29- 29- 37- 406/ 501 5.8% 11.6% 19.0% 61 62
4位 27- 42- 42- 387/ 498 5.4% 13.9% 22.3% 69 77
5位 39- 49- 47- 419/ 554 7.0% 15.9% 24.4% 92 84
6位 26- 43- 42- 444/ 555 4.7% 12.4% 20.0% 65 78
7位 30- 33- 41- 456/ 560 5.4% 11.3% 18.6% 79 77
8位 29- 39- 34- 471/ 573 5.1% 11.9% 17.8% 75 72
9位 41- 35- 38- 439/ 553 7.4% 13.7% 20.6% 120 89
10位 26- 27- 31- 360/ 444 5.9% 11.9% 18.9% 105 81
11位 18- 26- 24- 284/ 352 5.1% 12.5% 19.3% 78 85
12位 12- 17- 24- 224/ 277 4.3% 10.5% 19.1% 57 86
13位 15- 19- 7- 195/ 236 6.4% 14.4% 17.4% 117 92
14位 9- 9- 12- 148/ 178 5.1% 10.1% 16.9% 68 73
15位 5- 8- 10- 85/ 108 4.6% 12.0% 21.3% 65 90
16位 4- 7- 5- 62/ 78 5.1% 14.1% 20.5% 116 104
17位 1- 0- 0- 17/ 18 5.6% 5.6% 5.6% 79 23
18位 0- 0- 0- 10/ 10 0.0% 0.0% 0.0% 0 0

集計期間:2016. 1. 5 ~ 2018.12.28

 

馬場状態 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
1~4位 111- 140- 139-1310/1700 6.5% 14.8% 22.9% 71 72

集計期間:2016. 1. 5 ~ 2018.12.28

 

タイム型マイニングの1~4位だけを抜き出しましたが、

成績アップも、回収率がダウンしましたね。

 

続いて、ここから対戦型マイニングの順位別データを見てみましょう。

 

指数順 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
1位 12- 14- 11- 110/ 147 8.2% 17.7% 25.2% 74 63
2位 17- 20- 20- 134/ 191 8.9% 19.4% 29.8% 83 86
3位 11- 21- 13- 178/ 223 4.9% 14.3% 20.2% 47 57
4位 19- 17- 11- 146/ 193 9.8% 18.7% 24.4% 136 70
5位 12- 19- 22- 162/ 215 5.6% 14.4% 24.7% 48 69
6位 8- 15- 18- 145/ 186 4.3% 12.4% 22.0% 54 82
7位 7- 8- 12- 129/ 156 4.5% 9.6% 17.3% 57 62
8位 6- 6- 10- 86/ 108 5.6% 11.1% 20.4% 53 81
9位 8- 5- 6- 61/ 80 10.0% 16.3% 23.8% 99 96
10位 1- 4- 1- 45/ 51 2.0% 9.8% 11.8% 30 50
11位 2- 2- 5- 31/ 40 5.0% 10.0% 22.5% 61 81
12位 3- 3- 2- 20/ 28 10.7% 21.4% 28.6% 111 92
13位 0- 1- 3- 9/ 13 0.0% 7.7% 30.8% 0 116
14位 0- 1- 0- 4/ 5 0.0% 20.0% 20.0% 0 100
15位 0- 0- 0- 8/ 8 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
16位 0- 0- 0- 3/ 3 0.0% 0.0% 0.0% 0 0

集計期間:2016. 1. 5 ~ 2018.12.28

 

馬場状態 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
1~4位 59- 72- 55-568/754 7.8% 17.4% 24.7% 84 69

集計期間:2016. 1. 5 ~ 2018.12.28

 

これでマイニングでの絞り込みが完了です。

 

成績と単勝回収率がダブルでアップしているのですが、

複勝回収率が低すぎるので、ちょっと不安定な印象ですね。

 

あまりパワーアップした感じはしない。

 

その理由ですが、

テクニカル6のパターン1の場合、

コンピ6位が2番人気なったり、コンピ7位が1番人気になったりと、

コンピと当日人気があまりリンクしないはご存じかと思います。

 

つまり、タイム型や対戦型マイニングで1~4位になるような、

どこかに見どころのある馬は、

コンピは6~8位でも、当日人気で上位人気になっている可能性が高いのです。

 

そのままのコンピ6~8位 →  平均7番人気

タイム型、対戦型で1~4位のコンピ6~8位 → 平均5.5番人気

 

という具合ですね。

 

だから、儲からない。

 

コンピ指数とマイニングをクロスした可能性を検証

 

↑上記のページで推奨しているような、

指数を使って精度を高めて、

妙味のあるオッズで狙うという仕組みを使う場合は、

当日オッズとの差があまりない、パターン5~6がオススメです。

 

条件はこちら↓

 

・テクニカル6のパターン5~6

・コンピ7~9位

・タイム型マイニング1~4位

・対戦型マイニング1~4位

 

そして成績がこちら↓

 

年・年月 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
2018年 3- 2-10-73/88 3.4% 5.7% 17.0% 63 114
2017年 3- 3-14-63/83 3.6% 7.2% 24.1% 82 102
2016年 5- 4-12-63/84 6.0% 10.7% 25.0% 134 101

集計期間:2016. 1.17 ~ 2018.12.28

 

単勝回収率はイマイチですが、

複勝回収率は3年連続で100%を超えています。

 

安定して馬券圏内に好走しているという証拠なので、

ある程度の信頼をして大丈夫でしょう。

 

マイニングやスピード指数などが優秀だけど、

当日、ほとんど人気のない馬を狙うのが成功へ近道。

 

コンピ指数を使う場合は、

当日のオッズを意識して扱うようにしましょう。

 

データ競馬:TARGET frontier JV

・出馬表にデータマイニングの順位・数値を表示させたい
・特定の2頭の直接対戦の結果・経歴を調べたい
・予想するレースが行われるコースにおける、騎手・調教師・種牡馬の傾向を調べたい
・出走馬の前走レベルを簡単に比較する

などなど。

TARGET操作動画が無料で見られます↓