祝!ディアンドル重賞制覇!でも競馬でタラレバは禁句!

 

私はノーザンファーム傘下の一口馬主クラブ、

シルクレーシングに入会しています。

 

何度か記事にしているのでご存じの方もいると思いますが、

先週は土曜日にディアンドルが福島牝馬Sを優勝。

 

日曜日はフローラSをクールキャットが優勝と、

出資馬が2日連続で重賞を勝ってくれました。

 

ディアンドル 7番人気(単勝15.4倍)

クールキャット 5番人気(単勝11.8倍)

 

どちらも上位人気ではなかったので、

気楽に3着以内に入れればいいなーと思っていたのですが、

あれよあれよと1着でゴール。

 

緊張せずにレース観戦できたので、ラッキーでした。

 

クールキャットはルメール騎手の好騎乗が光っての勝利なので、

「馬の実力+騎手の能力」と過信はできないと思います。

 

トライアルを勝ったので、

何ごとも無ければオークスに向かうと思いますが、

ルメール騎手はオークスではアカイトリノムスメに乗ることが決まっているそう。

 

ということで乗り替わり確定かと思われますが、

なんとか良い騎手を確保して欲しい。

 

まーオークスに出走したとしても、

圧倒的に強い感じはないので、5着以内なら万々歳かもしれませんね。

 

いずれにせよ、故障なく無事に走って欲しいと思います。

 

そして土曜日の福島牝馬Sは、ディアンドルが頑張ってくれました。

 

 

この馬は3歳2月のマーガレットSを勝った時点で、

桜花賞に行かないのか?という論争がネット掲示板上でありました。

 

父親が芝中距離で活躍したルーラーシップですし、

母親のグリューネワルトも芝1800メートルで勝利を挙げている。

 

わざわざ芝1200メートル戦にこだわる必要はなく、

例えば芝1400メートルのフィリーズレビューを使ってみて、

距離適性を試してみる、という試みをしてみても良いでしょう。

 

フィリーズレビューで好走できれば桜花賞へ、

ダメならば短距離路線に戻ればいいだけ。

 

しかし陣営はその辺をいっさい無視して、オークス翌週の葵Sを選択。

 

芝の短距離路線にこだわった訳です。

 

このレース選択にはノーザンファーム陰謀説を唱える人もいて、

この年の桜花賞は、サンデーレーシングのグランアレグリアにクロノジェネシス。

 

そしてノーザンファームの超優良顧客であるダノックスの、

ダノンファンタージが出走。

 

サンデーレーシングはシルクレーシングの兄貴分で、

募集口数40口、1口価格250万円のような、

普通の会社員では手が出ないような高級一口馬主クラブ。

 

アーモンドアイの席巻を気持ちよく思っていない会員もいる

というウワサが絶えないので、

ノーザン側がディアンドルの桜花賞出走を止めたのではないか?

 

またダノックスの野田順弘オーナーに、

クラシック勝利を献上するために回避させたのではないか?

 

というような陰謀説ですね。

 

事の真相は私には分かりませんが、

ディアンドルが桜花賞に出走していたとしても、

グランアレグリアには勝てなかったでしょう。

 

そう思わせるくらい、

最近のグランアレグリアは強いですからね。

 

さて、短距離にこだわったディアンドルは、

葵Sも完勝して、次走の北九州記念で2着。

 

そして満を持して出走したスプリンターズSで、

4番人気に推されるも13着と大敗。

 

次のシルクロードS(1200m)も14着に敗れて、

ここから陣営が距離を延ばす決断をします。

 

京都牝馬S(1400m)10着

安土城S(1400m)13着

ポートアイランドS(1600m)10着

アンドロメダS(2000m)8着

愛知杯(2000m)10着

小倉大賞典(1800m)3着

福島牝馬S(1800m)1着

 

ポートアイランドSから

ハナを切って自分のリズムで走るようになって、

やや復調の兆しは見えていました。

 

ポートアイランドS → 5着と0.2秒差

アンドロメダS → 4着と0.1秒差

愛知杯 → 超ハイペースに巻き込まれて参考外

 

あとは適距離である芝の中距離にシフトしたことで、

小倉大賞典3着、福島牝馬Sを優勝できたのだと思います。

 

つまり得意な脚質が分かってきたのと、

得意な距離が分かってきたのとで、結果が出るようになった。

 

ということですね。

 

しかしあるネット掲示板を見ていると、

「こうなってくると、あの短距離にこだわったのは何だったのか」

「なんで短距離使うのかって前から思っていました」

みたいな書き込みがありました。

 

まー桜花賞に出走して欲しかった気持ちは分かりますが、

これは完全なタラレバでしょう。

 

初めから得意な脚質や距離適性が分かれば、誰も苦労しない。

 

ましてや、すでに過ぎ去ったことを、

あとから「ほら言っただろ」みたいな感じで得意げに言う人。

 

あまり好きになれないタイプです。

 

なぜディアンドルが桜花賞に向かわなかったのか、

みたいなことを邪推して楽しむのはいいと思いますが、

馬券と同じで、競馬にタラレバは禁句。

 

馬券が当たったら自分の手柄、

馬券が外れたら騎手の責任にする人と同じですね。

 

この前のカンブリア宮殿(TV東京)で、

業界6位の家電チェーン「ノジマ」の野島廣司社長が、

このようなことを仰っていました

 

失敗やトラブルを他人のせいにしたり、

理由付けを考えてしまう人は成長しない。

 

常に自分のせいにできて、

何をすれば改善できるのか?考える人が成長する。

 

馬券も、これと同じ。

 

最近、タラレバが口癖になってませんか?

 

ネガティブな思考や発言は、幸運を遠ざけますよ。

 

何ごとも自責するようにして、自分の成長を促しましょう。

 

データ競馬:TARGET frontier JV

・出馬表にデータマイニングの順位・数値を表示させたい
・特定の2頭の直接対戦の結果・経歴を調べたい
・予想するレースが行われるコースにおける、騎手・調教師・種牡馬の傾向を調べたい
・出走馬の前走レベルを簡単に比較する

などなど。

TARGET操作動画が無料で見られます↓