2020年のNHKマイルカップをワイドで攻略する!

 

今週は3歳最強マイラー決定戦のNHKマイルカップが行われます。

 

今年で25回目なんですね。

 

まだ新設G1のような気がしているのは、私だけではないはず。

 

そのNHKマイルカップを、今回は馬券的に攻略して行こうと思います。

 

過去10年のデータを見てみると、

10年のうち8年で、1~2番人気のどちらかの馬が連対。

 

・2010年
ダノンシャンティ 1着

・2011年
グランプリボス 1着
コティリオン 2着

・2012年
カレンブラックヒル 1着

・2013年
該当馬なし

・2014年
ミッキーアイル 1着

・2015年
ミュゼスルタン 3着

・2016年
メジャーエンブレム 1着
ロードクエスト 2着

・2017年
アエロリット 1着

・2018年
ギベオン 1着

・2019年
アドマイヤマーズ 1着

 

3着内まで幅を広げれば、2015年のミュゼスルタンも該当。

 

過去10年で1~2番人気が馬券圏内に入っているのは、9年になります。

 

このように1~2番人気の2頭を軸にすれば、

ほぼ的中できるというデータですね。

 

もちろん、

2013年のようにダブルで馬券圏外に飛んでいる年もあるので、

絶対ではないということは、予めご理解ください。

 

ちなみに過去10年のNHKマイルカップで、

1~2番人気を単複を買うと以下の成績になります。

 

勝率35% 連対率50% 複勝率55%

単勝回収率126% 複勝回数率102%

 

馬連や3連単のような連系の馬券を買ってハズすより、

素直に単複を買った方が、良いのかもしれません。

 

と言いたいところですが、

NHKマイルカップには、もう1つ面白い傾向があります。

 

それは過去10年のうち8年で、

単勝オッズ20倍以上の穴馬が馬券圏内に激走。

 

・2010年
ダイワバーバリアン(5番人気2着)

・2011年
該当馬なし

・2012年
クラレント(15番人気3着)

・2013年
マイネルホウオウ(10番人気1着)
フラムドグロワール(8番人気3着)

・2014年
タガノブルグ(17番人気2着)
キングズオブザサン(12番人気3着)

・2015年
該当馬なし

・2016年
レインボーライン(12番人気3着)

・2017年
リエノテソーロ(13番人気2着)

・2018年
レッドヴェイロン(9番人気3着)

・2019年
ケイデンスコール(14番人気2着)
カテドラル(7番人気3着)

 

単勝オッズ20倍以上というと、

7~18番人気くらいの馬が該当します。

 

だから日刊コンピ指数を使う場合は、

コンピ7~18位を対象にすると良さそうですね。

 

NHKマイルカップで激走する穴馬の特徴ですが、

まずは前走から距離短縮の馬は要注意。

 

これは皐月賞などクラシック路線を目指したけど、

距離が長すぎて通用せず、適距離のマイルに参戦してきたパターン。

 

12年 クラレント

13年 キングズオブザサン

14年 フラムドグロワール

19年 ケイデンスコール

 

この4頭が該当します。

 

例えば記憶に新しい昨年のケイデンスコールの場合、

芝1600メートルの新潟2歳ステークスを快勝したあと、

朝日杯フューチュリティステークスに挑戦して13着に惨敗。

 

そして年が明けた3月、

クラシックを目指す3歳馬にとって重要な前哨戦、

毎日杯で1800メートルを試すも4着と、馬券圏内に入れなかった。

 

そこで目先をNHKマイルカップに変えて、

2着に食い込んだという流れですね。

 

この距離短縮組は前走で惨敗していても馬券に絡むので、

要注意です。

 

ただ該当頭数はそれほど多くないので、前頭マークでも良いでしょう。

 

次に注意したいのが、

前走芝1600メートルのレースを走っていた馬。

 

つまり今回と同距離のレースですが、

NHKマイルカップのトライアルレースである、

ニュージーランドトロフィーもこの中に含まれています。

 

この前走マイルのレースで、勝ち馬を含めて、

勝ち馬から0.5秒差以内の競馬をした馬は、激走する可能性あり。

 

10年 ダイアバーバリアン

13年 マイネルホウオウ

16年 レインボーライン

17年 リエノテソーロ

18年 レッドヴェイロン

19年 カテドラル

 

過去10年ではこの6頭が該当します。

 

そして最後に前走から距離延長の馬。

 

このカテゴリーから馬券に絡んだのは、

14年のタガノブルグだけ。

 

過去10年で34頭該当して、連対馬は1頭だけなので、

距離延長馬はスルーでも良さそうです。

 

では穴馬の取捨選択条件をまとめましょう。

 

距離短縮 → 〇

同距離 → △(前走0.5秒差内なら買い)

距離延長 → ×

 

となります。

 

単勝オッズ20倍以上か、単勝7~18番人気の馬で、

上記の条件を満たしている馬は要注意。

 

そして肝心の馬券ですが、

単勝1~2番人気から要注意の穴馬へのワイド馬券でいかがでしょう?

 

高配当を狙いたいなら3連系でも良いですが、

今回対象外とした3~6番人気の馬も、

過去10年で3着内に9頭が入っているので軽視は禁物です。

 

シンプルに攻めるならワイド、

高配当を狙うなら3連系を、穴馬の台頭を期待しましょう。

 

 

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