チャンピオンズカップは前走地方競馬組をワイドで攻略!

チャンピオンズカップ(旧ジャパンカップダート)は、
能力の比較が難しくて、予想に困る人が多いと思います。
その原因は、
前走地方競馬を走っている馬が多いから。
大きく分けて、勢力はこの2つ。
前走JRA組(みやこS、武蔵野S)
前走地方競馬組(JBC、マイルCS南部杯)
細かくみると違う場合もありますが、
大きなククリで分けると、前走JRA組は成長途上の馬たち。
そして前走地方競馬(NAR)の馬は、
すでに重賞を勝っていて、地方に遠征に出ているベテラン勢。
といった感じでしょうか。
毎年この2つの勢力がブツかるチャンピオンズカップですが、
前走まったく違う条件のレースに出走しているので、
能力の比較が難しくて、予想するのが大変という訳ですね。
では過去10年で、
どっちの勢力の方が馬券に絡んでいるのかを見てみましょう。
前走JRA組(1着2回、2着5回、3着6回)
前走地方競馬組(1着8回、2着5回、3着4回)
前走地方競馬組の方が、勝ち星が多いですね。
では総合で見てみましょう。
前走JRA組(3着内13回)
前走地方競馬組(3着内17回)
大きな差はないですが、
前走地方競馬だった馬の方が優勢のよう。
では実際の成績をご覧ください。
◆前走JRA組(94頭)
勝率2% 連対率7% 複勝率14%
単勝回収率30% 複勝回収率48%
◆前走地方競馬組(58頭)
勝率14% 連対率22% 複勝率29%
単勝回収率211% 複勝回収率112%
このように前走地方競馬組が圧倒的に有利です。
しかーし!
この比較方法だと、
前走JRA組が人気薄の穴馬ばかりの可能性をぬぐい切れません。
そこでチャンピオンズカップで1~5番人気の推された馬を、
2勢力に分けて見てみます。
◆前走JRA組(23頭)
勝率4% 連対率17% 複勝率35%
単勝回収率36% 複勝回収率75%
◆前走地方競馬組(27頭)
勝率19% 連対率33% 複勝率41%
単勝回収率101% 複勝回収率84%
いかがでしょう?
圧倒的に前走地方競馬組の方が、
チャンピオンズカップでは好走率が高いですね。
反対に前走JRA組は複勝率まで拡げると、
それなりに格好が付きますが、勝率は4%とかなり苦戦。
チャンピオンズカップは、
前走地方競馬組を狙って行く作戦で良さそうです。
では絞り込んで行きましょう。
ズバッと行きますよ。
・前走地方競馬に出走していた馬
・前走馬体重470kg以上
・前走1~5番人気
この3つの条件に該当した馬の成績は↓
勝率18% 連対率29% 複勝率38%
単勝回収率272% 複勝回収率145%
このような成績になります。
いい感じの回収率ですね。
では該当馬の人気と着順を見てみましょう。
この成績から、ある作戦を立ててみます。
それは前走地方競馬組から、5頭を選抜する。
そもそも5頭に足らない場合は、JRA組から補充する。
そして5頭のワイドBOXを買う。
10点買いなのでトリガミになりそうなら、購入資金で調整をする。
あとは穴馬が来ることを祈る。
これでどうでしょう?
では2021年のチャンピオンズカップ該当馬がこちらです↓
ケイティブレイブは前走7番人気で脱落。
特別登録時点の出走予定馬なのでここから減るかもしれませんが、
残り7頭の中から5頭を選抜する。
あとはワイドで穴馬が来ることを祈りましょう。
こんな作戦もオモシロいと思います。
参考になれば幸いです。
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