もうひとつのテクニカル6でNHKマイルCを攻略!
2020年のNHKマイルはアーモンドアイが圧勝。
直線持ったままで突き抜けるパフォーマンスは、
強烈なインパクトでしたね。
やっぱり現役最強馬はアーモンドアイなんだ!
と多くのファンが思ったハズ。
ノーザン系の一口馬主所有の牝馬は、
6歳春に引退することが既定路線なので、
アーモンドアイの現役期間はあと約1年しかありません。
馬に負担のない程度で、
たくさんのレースに出走して、我々を楽しませて欲しいですね。
さて、そのヴィクトリアマイルですが、
結果の人気順位は以下の通り。
1着 アーモンドアイ(1番人気)
2着 サウンドキアラ(4番人気)
3着 ノームコア(5番人気)
ですが、コンピ指数だと以下のようになります。
1着 アーモンドアイ(コンピ1位)
2着 サウンドキアラ(コンピ2位)
3着 ノームコア(コンピ3位)
そう、コンピだと指数上位で決まった順当な結果。
本家の人気(オッズ)よりも、コンピ指数の方が優秀だったわけですね。
このように競馬当日の人気と、
コンピ順位が上手くリンクしないレースで、
コンピ指数通りに買っていたら当たっていたのに。
というようなレースは、たくさんあります。
その多くが、テクニカル6のパターン1で、
人気上位6~7頭が混線ムードの時に起こります。
例えばヴィクトリアマイルと同日の新潟メイン、
八海山ステークスが混戦レースでした
エルモンストロ( 3.9倍)
レシプロケイト (6.0倍)
オンザロックス (6.4倍)
マラードザレコード( 7.7倍)
ウォータースペース (8.7倍)
スズノウメ (10.6倍)
ヴォーガ (11.8倍)
アカネサス (14.0倍)
シアーライン (21.5倍)
1番人気のエルモンストロから、
8番人気単勝14.0倍のアカネサスくらいまでがチャンスあり。
9番人気のシアーラインは少しオッズ差があるので、
ちょっと厳しいかなというパワーバランスです。
結果は以下の通り。
1着 エルモンストロ( 3.9倍)
2着 オンザロックス(6.4倍)
3着 マラードザレコード( 7.7倍)
混戦ではありますが、
チャンスがありそうだった上位8頭の中で決着しています。
続いて、今回のヴィクトリアマイルのように、
アーモンドアイのような1頭強い馬がいて、あとは混戦というレースもあります。
アーモンドアイ(1.4倍)
プリモシーン(7.5倍)
ラヴズオンリーユー(9.5倍)
サウンドキアラ(12.9倍)
ノームコア(17.4倍)
ダノンファンタジー(18.4倍)
スカーレットカラー(21.0倍)
コントラチェック(31.9倍)
プリモシーンからスカーレットカラーまでが横並びという様相。
コントラチェックはオッズ差が少しあるので、
馬券的に厳しいという見方ができます。
ご存じだと思いますが、結果は以下の通り。
1着 アーモンドアイ(1.4倍)
2着 サウンドキアラ(12.9倍)
3着 ノームコア(17.4倍)
こちらも1番人気のアーモンドアイがしっかり勝利して、
あとは横並びだった6頭の中の2頭が馬券に絡んでします。
このような同じパターン1でも、
メンバー構成によって、少しイメージの違う場合もありますよね。
例えば八海山ステークスの場合は、
軸馬不在なので、馬券圏内であるアカネサスまでの8頭。
エルモンストロ( 3.9倍)
レシプロケイト (6.0倍)
オンザロックス (6.4倍)
マラードザレコード( 7.7倍)
ウォータースペース (8.7倍)
スズノウメ (10.6倍)
ヴォーガ (11.8倍)
アカネサス (14.0倍)
シアーライン (21.5倍)
この中から5頭くらいを選んで馬連BOX馬券(10点)を買う。
八海山ステークスの馬連配当は1310円なので、プラスになります。
次にヴィクトリアマイルの場合は、
軸馬はアーモンドアイで良いでしょう。
アーモンドアイ(1.4倍)
プリモシーン(7.5倍)
ラヴズオンリーユー(9.5倍)
サウンドキアラ(12.9倍)
ノームコア(17.4倍)
ダノンファンタジー(18.4倍)
スカーレットカラー(21.0倍)
コントラチェック(31.9倍)
あとは横並びの6頭に馬連で流す6点の馬券でOK。
ヴィクトリアマイルの馬連配当は750円なので、
こちらもプラスになります。
これをメンバー構成の違いを事前に見分けることができれば、
馬券作戦を組むのがもっと楽になる。
そこで登場するのが「もうひとつのテクニカル6」です。
その正体は、コンピ1〜2位の指数値を足して6段階に分類したもの。
テクニカル6 → コンピ指数1〜3位の和
新ランク分け → コンピ指数1〜2位の和
コンピ1〜3位の指数値の和(合計)で、
レース波乱度合いを分析できるのであれば、
コンピ1〜2位、またはコンピ1〜4位でも分析できるのでは?
という考え方もできます。
使い方はこんな感じ↓
コンピ1〜3位の和 → パターン1
コンピ1〜2位の和 → パターン1
コンピ1〜4位の和 → パターン1
このように3つの方法ですべてパターン1なら、
これは荒れるだろう!という判断することができます。
逆にすべてパターン6なら、
本命決着になる可能性が濃厚という考え方ですね。
「コンピ1~4位」バージョンは、
また次の機会に紹介するとして、
今回は「コンピ1~2位」バージョンに注目したいと思います。
ただすべてをパターンと呼ぶと混乱するので、
私は下記のように呼び方を変えています。
コンピ1~3位の和 → パターン
コンピ1~2位の和 → レベル
パターン1でレベル1だったら、
上位混戦が濃厚で、先ほど紹介した八海山ステークスがこれに該当。
そしてパターン1でレベル3だったら、
1頭+6頭ほど横並びという様相で、ヴィクトリアマイルがこれに当たります。
同じパターン1でも、
レベルが違ったらコンピ順位の成績がまったく違います。
※クリックすると大きな表になります
・パターン1→レベル3
レベル3の場合は、
コンピ1~5位くらいまでにチャンスがある成績ですね。
・パターン1→レベル2
次にレベル2ですが、
コンピ1位とコンピ2位がそこそこ人気を集めるけど、
期待ほど活躍できない。
だからコンピ3位からコンピ11位まで、
単勝の回収率が高水準になっています。
このレベル2が一番混戦かもしれません。
・パターン1→レベル1
そしてレベル1ですが、
コンピ7位までの成績が横並びで、回収率も横並び。
コンピ上位7頭で決着する可能性が濃厚、と読むことが出来ます。
3つレベルの違いが分かるように、
コンピ1位の成績だけを抜き出してみました。
◆レベル3
勝率29% 連対率44% 複勝率61%
◆レベル2
勝率21% 連対率37% 複勝率50%
◆レベル1
勝率19% 連対率33% 複勝率45%
このようにレベルによって、かなり成績が違います。
やはりコンピ1位の信頼度が違うと、馬券の作戦も変わってきますよね。
そしてレベル分けの数値は以下の通り。
このレベルは私のまぐまぐメルマガで、一部だけ公開しています。
こういうやつですね↓
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★今日のコアホース・ネクスト
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◆東11R [Pat1] [Lv.3]
コア馬 [A] [12, アーモンドアイ]
準軸馬 [A] [16, ノームコア]
ウラ馬 [A] [18, サウンドキアラ]
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◆推奨紐馬
5, プリモシーン
9, セラピア
14, スカーレットカラー
17, コントラチェック
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◆スーパーDel馬
3, シャドウディーヴァ
4, シゲルピンクダイヤ
8, ディメンシオン
10, メジェールスー
11, サトノガーネット
15, アルーシャ
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レース番号(東11R)の隣にある、[Pat1] [Lv.3]という表示。
[Pat1]はテクニカル6のパターン1という意味で、
[Lv.3]がレベル3という意味です。
メルマガではメインレースだけの公開ですが、
下記コンテンツでは、全レースのレベルが見れます。
◆コアホース・ネクスト
http://vindictiveimmunity.com/lp/?p=807
ぜひ予想の参考にしてください。