テクニカル6・ハイブリッド(試作)の使い方
ニッカンコンピ指数の使い方に新風を巻き起こした
テクニカル6。
書籍の発売から、はや2年。
ネット上での公開だと、もう6~7年になるかもしれません。
かなりのコンピファンが愛用してくれていて、
競馬予想に無くてはならない存在になったと言ってくれる。
開発者としてこんな嬉しいことはないですが、
私にはある考えが湧き上がってきました。
『現状維持は退化と同じ。進化するものだけが生き残る。』
これはビジネスの世界で使われる言葉ですが、
競馬予想の世界も同じだと思います。
自分以外の競馬ファンというライバルがいて、
そのライバルたちが進化するなら、自分も進化しないと置いて行かれる。
ライバルたちより、2歩先を行くくらいじゃないと勝てないわけです。
だからテクニカル6も、
そのポジションに甘んじることなく、進化が必要だと思うのです。
そこで考えたのが、
この記事のタイトルにもなっているテクニカル6・ハイブリッド。
ハイブリッドとは「組み合わせる」という意味で、
1つ目の素材は、もちろんテクニカル6。
これに新しい波乱予測ロジックを組み合わせます。
・競馬場
・クラス
・コンピ指数(テクニカル6ではない)
この3つの要素から導き出した答えがこれ↓
カテゴリー9だと、馬連の平均配当が2121円と低額。
反対にカテゴリー3だと、馬連平均配当が7318円と超高額になります。
カテゴリー3に該当した場合、
馬連万馬券になる確率が20%と、5レースに1回。
馬連配当が5000円以上になる確率は、
34%なので、3回に1回。
つまり馬連5000円以上になる馬券で待ち構えていたら、
3回に1回は高額配当を的中できると言うわけです。
続いてカテゴリー4の場合、
馬連万馬券の確率が15%と、こちらも高確率。
馬連配当が5000円以上になる確率は、30%もあります。
ちなみに通常の馬連万馬券率は12%ほど。
5000円以上の配当になる確率は、平均24%ほどです。
高額配当を獲りたいなら、
カテゴリー3~4に参加すれば、確率がアップするという仕組み。
カテゴリー6が平均的な確率になります。
(※馬連の場合、青い部分で約60%をカバーできる)
このように該当したカテゴリーを参考に、自分の狙いたい配当帯をチョイスする仕組み。
カテゴリー9で馬連万馬券を狙うのは無謀に近い確率ですが、
カテゴリー3なら5回に1回は、万馬券的中の現実味がある。
ただ青い部分だけだと範囲が広すぎるので、
ここでテクニカル6を使って、いよいよハイブリッドします。
これはテクニカル6のパターン別、軸馬信頼度です。
例えばパターン6で、
コンピ1~2位の2頭軸で、馬連全頭流しをすると的中率は87%!
コンピ1or2位が、連に絡む確率が87%もあるということです。
もし仮にコンピ3位から4~18位の馬連を買うと、
9割近いハズレが、買う前から確定するという恐ろしいゾーンです。
反対にパターン1の場合は、
コンピ1~2位の連対信頼度が58%しかないので、
コンピ3位以下の組み合わせで、高配当を狙える可能性も出てくる。
という見方をするこができます。
そして次がこれ↓
こちらは馬連BOXで決着する確率。
パターン6の場合、
1~4位の馬連BOX6点で、69%の的中が期待できる。
反対に4~9位の馬連BOX15点を買っても、
わずか3%しか的中が期待できない。
パターン6でこのゾーンの馬券を買う人間は、
愚の骨頂というわけです。
しかしパターン1だと、
4~9位の馬連BOX15点で、17%の的中が期待できる。
これくらいであれば、チャンスはありそうですよね。
このようにテクニカル6なら、
どのゾーンから軸馬と的中が出やすいかが分かります。
つまり新しいカテゴリー分けで馬連の配当ゾーンを絞って、
テクニカル6で軸馬を探す。
というハイブリッド作戦なのです。
例えばこのレース。
上部左側の「03」が、カテゴリー3という意味。
そして真ん中の「Pat1」が、テクニカル6のパターン1。
もう荒れてくださいと言わんばかりのレースです。
ここは、馬連万馬券ゾーンを狙いたいと思います。
では次に軸馬の考察です。
テクニカル6のパターン1は、
コンピ1~6位の6頭が横並びになることが多い。
上位のどの馬にもチャンスがあるレース傾向です。
コンピ1位のスズカデレヤは、
前走不良馬場で0.1秒差の2着ですが、今回はパサパサの良馬場。
そしてコンピ2位のショウナンナデシコと、
コンピ3位のキンノマサカリは、昇級初戦なので純粋な能力比較は難しい。
ということは、
コンピ4~6位の馬にもチャンスがありそう。
パターン1の場合、
コンピ4~6位を軸にしたときの的中率は52%もありますからね。
2回に1回当たるなら、十分狙える範囲ではないでしょうか。
そしてこれが、
テクニカル6・ハイブリッドの買い方例。
もしコンピ4~6位の3頭を軸にするなら、
相手は7~18位の馬にすると、馬連万馬券を狙えるよ!というもの。
このJRAアニバーサリーSは16頭立てなので、
4~6位 ⇒ 7~16位だと、馬連は30点です。
結果はこの通り↓
いかがでしょう?
簡単に万馬券まで辿り着きましたね。
このように多少は競走馬の目利きをしつつも、
ほとんどがオートマティックに決めることができる。
という優れモノなのです。
続いてこちらのレース。
カテゴリー7なので、わりと本命っぽい感じすね。
配当ゾーンをみると、
馬連3ケタ(100~999)におさまる確率が36%です。
テクニカル6はパターン5と本命サイドの判定ですし、
10頭立てですからね。
荒れないと判断して、馬連3ケタゾーンを狙いましょう。
買い方はもちろん1番上の1~2位 ⇒ 1~4位でしょう。
結果はこちら↓
と、予測どおり本命サイドの結果になりました。
このように本命サイドだけ、
または万馬券を狙えるレースにだけ参加!という作戦でも良いですし、
重賞レースの波乱度合いを予測して、それに合わせた馬券を買う。
という使い方もできます。
テクニカル6だけでは買い目を決めかねていた!
という人は、ぜひテクニカル6・ハイブリッドを使ってみてください。