テクニカル6+ハンデ戦で儲かるポイントはどこか?
2019年6月9日のマーメイドステークスをテレビで観戦していて、
やっぱりハンデ戦は荒れるよなー、と再確認。
◆結果
1着 サラス(コンピ8位)
2着 レッドランディーニ(コンピ6位)
3着 スカーレットカラー(コンピ7位)
馬連19380円
コンピ上位勢はすべて4着以下に沈んで、馬連万馬券が炸裂。
3連単は391310円でした。
少し話が変わりますが、
私はコンピ指数を東京、阪神のような競馬場や、
未勝利戦、重賞のようにクラスで分けることを推奨していません。
なぜならコンピ指数は予測オッズだからですね。
反論もあると思うので、ここからその理由を説明していきます。
コンピ指数の最高値、コンピ1位90は、
人気とオッズに置き換えると単勝1番人気で1.6倍程度。
コンピ1位90=単勝1.6倍の1番人気
ではこの単勝1.6倍の1番人気ですが、
東京競馬場ではいつも負けるけど、阪神競馬場では連戦連勝!
なんてことはあり得ないですよね。
単勝1.6倍前後の1番人気は、どこの競馬場でもだいたい勝率50%ほどです。
競馬場別で、大きなブレはありません。
クラスも多少の成績の違いはあれど、
勝率50%前後に収まる場合が多いと考えて良いでしょう。
つまりコンピ90も、競馬場やクラスが変わっても、
それほど違いはないということ。
もちろん、小倉開催の3勝クラス(1600万下)は、
レースが荒れやすい!というような細かいトレンドはあると思います。
ただしデータを細かくやり過ぎると、
ちょっとしたトレンドの変化で、成績が大きくブレる事象が出てくる。
それだとデータ分析の正確さが保てないので、
私は競馬場やクラスで分けないようにしているのです。
だから競馬場やクラスで分けて分析することを
まったくの無意味だとは思っていなくて、
データに対するスタンスが違うという感じでしょうかね。
では話を本題に戻します。
ハンデ戦は、波乱が起きるように人間が手を加えているレース。
未勝利や重賞レースというクラス分けとは、
また概念が違うと思います。
ただでさえ波乱が起きるハンデ戦が、
もしテクニカル6のパターン1だったら、どうなるのか?
興味ありませんか?
ではお見せしましょう。
指数順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 44- 33- 32- 135/ 244 | 18.0% | 31.6% | 44.7% | 74 | 77 |
2位 | 29- 34- 29- 152/ 244 | 11.9% | 25.8% | 37.7% | 67 | 78 |
3位 | 26- 28- 21- 168/ 243 | 10.7% | 22.2% | 30.9% | 66 | 71 |
4位 | 25- 24- 21- 174/ 244 | 10.2% | 20.1% | 28.7% | 78 | 75 |
5位 | 25- 13- 27- 178/ 243 | 10.3% | 15.6% | 26.7% | 77 | 76 |
6位 | 23- 25- 18- 175/ 241 | 9.5% | 19.9% | 27.4% | 96 | 90 |
7位 | 19- 14- 19- 191/ 243 | 7.8% | 13.6% | 21.4% | 102 | 82 |
8位 | 10- 8- 17- 209/ 244 | 4.1% | 7.4% | 14.3% | 59 | 64 |
9位 | 11- 21- 9- 202/ 243 | 4.5% | 13.2% | 16.9% | 111 | 89 |
10位 | 10- 9- 15- 206/ 240 | 4.2% | 7.9% | 14.2% | 93 | 96 |
11位 | 6- 15- 6- 209/ 236 | 2.5% | 8.9% | 11.4% | 77 | 82 |
12位 | 5- 5- 12- 206/ 228 | 2.2% | 4.4% | 9.6% | 48 | 89 |
13位 | 4- 4- 8- 202/ 218 | 1.8% | 3.7% | 7.3% | 63 | 64 |
14位 | 3- 6- 3- 188/ 200 | 1.5% | 4.5% | 6.0% | 73 | 67 |
15位 | 3- 0- 2- 163/ 168 | 1.8% | 1.8% | 3.0% | 56 | 29 |
16位 | 1- 4- 4- 131/ 140 | 0.7% | 3.6% | 6.4% | 15 | 96 |
17位 | 1- 1- 1- 39/ 42 | 2.4% | 4.8% | 7.1% | 78 | 90 |
18位 | 0- 0- 0- 34/ 34 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
集計期間:2014. 1. 5 ~ 2018.12.22
コンピ1位~7位くらいが横並びで、
メンバーによってはコンピ10位くらいまでも、チャンスがありそう。
コンピ1位の弱さが本当に目立ちますね。
そこで今回はコンピ1~7位までを抜き出して、検証してみます。
単勝オッズ | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
1.0~ 1.4 | 0- 0- 0- 0/ 0 | |||||
1.5~ 1.9 | 0- 0- 1- 0/ 1 | 0.0% | 0.0% | 100.0% | 0 | 120 |
2.0~ 2.9 | 11- 8- 6- 16/ 41 | 26.8% | 46.3% | 61.0% | 68 | 86 |
3.0~ 3.9 | 24- 11- 20- 70/ 125 | 19.2% | 28.0% | 44.0% | 68 | 69 |
4.0~ 4.9 | 33- 21- 17- 115/ 186 | 17.7% | 29.0% | 38.2% | 80 | 69 |
5.0~ 6.9 | 49- 60- 37- 230/ 376 | 13.0% | 29.0% | 38.8% | 75 | 81 |
7.0~ 9.9 | 39- 34- 36- 289/ 398 | 9.8% | 18.3% | 27.4% | 79 | 74 |
10.0~14.9 | 21- 26- 27- 242/ 316 | 6.6% | 14.9% | 23.4% | 80 | 81 |
15.0~19.9 | 10- 10- 16- 111/ 147 | 6.8% | 13.6% | 24.5% | 111 | 106 |
20.0~29.9 | 4- 1- 6- 75/ 86 | 4.7% | 5.8% | 12.8% | 102 | 70 |
30.0~49.9 | 0- 0- 1- 22/ 23 | 0.0% | 0.0% | 4.3% | 0 | 44 |
50.0~99.9 | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
集計期間:2014. 1. 5 ~ 2018.12.22
勝てるチャンスが同じくらいであれば、
人気がない、オッズが甘い馬の方が断然オトクですよね。
続いて斤量別のデータ↓
斤量 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
~49kg | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
49.5~51kg | 5- 5- 3- 30/ 43 | 11.6% | 23.3% | 30.2% | 108 | 81 |
51.5~53kg | 53- 47- 38- 229/ 367 | 14.4% | 27.2% | 37.6% | 107 | 98 |
53.5~55kg | 79- 74- 67- 571/ 791 | 10.0% | 19.3% | 27.8% | 68 | 71 |
55.5~57kg | 48- 33- 53- 307/ 441 | 10.9% | 18.4% | 30.4% | 75 | 71 |
57.5~59kg | 6- 12- 6- 35/ 59 | 10.2% | 30.5% | 40.7% | 84 | 105 |
集計期間:2014. 1. 5 ~ 2018.12.22
勝てるチャンスが同じくらいであれば、
斤量の軽い馬が、混戦を制するということでしょうか。
このようにハンデ戦という特殊なレースに特化して調べてみれば、
テクニカル6はもっと幅が広がりそうですね。
機会があれば、
堅いレース傾向のパターン5やパターン6も検証してみたいと思います。
ぜひ参考にしてください。
データ競馬:TARGET frontier JV
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