レベルの高いレースと低いレースの見分け方を教えます

私のメルマガで紹介している「パターン高」「パターン低」の使い方について、紹介したいと思います。
斬新な使い方も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
このパターン高だの低だのというのは、テクニカル6の『パターン4~6』のレースで好走した馬を高。
そして『パターン1~3』のレースで1~3着だった馬を低と区別しています。
ではこの高と低で何が違うのか?というと、次走の成績が違います。
◆パターン高1~3着馬の次走
勝率16% 連対率29% 複勝率40%
単勝回収率76% 複勝回収率80%
◆パターン低1~3着馬の次走
勝率14% 連対率26% 複勝率37%
単勝回収率75% 複勝回収率78%
回収率は同じですが、成績が違いますよね。
これを微々たる違いだ、と思えばそれまでですが、1番人気でも、強いと弱いに初めから分けれるのは、かなりのアドバンテージになりますし、これを積み重ねていくと、成績の面で大きな差になっていきます。
ちなみに超極端な例を出すと、
◆パターン6で1~3着だった馬の次走
勝率17% 連対率30% 複勝率43%
単勝回収率71% 複勝回収率82%
◆パターン1で1~3着だった馬の次走
勝率13% 連対率25% 複勝率36%
単勝回収率77% 複勝回収率78%
このように2番人気と3番人気くらいの差が出てきます。
2番人気の平均勝率18%
3番人気の平均勝率13%
テクニカル6のパターンが違うだけで、なぜ次走の成績に差が出るのか?という部分ですが、テクニカル6のパターンは、コンピ上位3頭の和で分類しますよね。
※テクニカル6についてはこちら
82+71+70=223 ⇒ パターン6
82+64+62=208 ⇒ パターン1
このように計算します。
どちらもコンピ1位が82ですが、上記の2レースは、コンピ2位と3位の指数値に差がありますよね。
パターン6の場合、コンピ2位も3位もなかなか強い。
パターン1の場合、コンピ1位が抜けていて、コンピ2位と3位はそうでもない。
と読み取ることが出来ます。
つまり、パターン6のメンバー構成はレベルが高く、パターン1の場合は、メンバーのレベルが低いと考えられる訳です。
だから高いレベルのレースで勝った馬は、次走の好走率が上がるのは当然ということ。
なのです。
さて、冒頭にお伝えした斬新な使い方ですが、このパターン高とパターン低を障害戦に使います。
障害戦はライバル不在の狩場ですからね。
超ブルーオーシャンです!
障害戦を前走のパターン高低で分けてみると、
◆パターン高1~3着馬の次走
勝率19% 連対率35% 複勝率46%
単勝回収率74% 複勝回収率80%
◆パターン低1~3着馬の次走
勝率15% 連対率29% 複勝率40%
単勝回収率63% 複勝回収率72%
こんな感じになります。
平地よりも全体的に成績が高いですね。
それだけ障害戦は、前走1~3着の馬が勝つことが多いと言えます。
では障害戦の1番人気の場合の成績をご覧ください。
◆パターン高1~3着馬の次走(1番人気)
勝率36% 連対率61% 複勝率70%
単勝回収率76% 複勝回収率91%
◆パターン低1~3着馬の次走(1番人気)
勝率28% 連対率48% 複勝率57%
単勝回収率67% 複勝回収率74%
1番人気で複勝回収率91%なんて普通はありえないのですが、ライバル不在の障害戦なのでオッズが甘くなっています。
このパターンは絶対に軸にしましょう。
障害戦はライバルが弱いので、ちょっと考えれば、おいしいパターンがボロボロ出てきます。
障害戦はツマラナイ!と言う人もいると思いますが、当たるとなんでも面白いもんだと思います。
新聞片手に予想している人が多いレースですから、データ派の我々は、かなり有利です。
ぜひ一度、本腰を入れて研究されてみてください。
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