日刊コンピ指数値データ「コンピ1位と2位・成績・回収率」
ここでは軸馬になることが多い、
日刊コンピ1位と2位の指数値別成績と回収率のデータを紹介します。
指数値別で信頼度が違うので、しっかりチェックしましょう。
まずはコンピ1位の指数値別の成績です。
※データの信ぴょう性を担保するために、3年分のデータを使用しています
指数値が高ければ、それに比例して成績(信頼度)がアップします。
反対に低くなるほど、馬券に絡む確率が低くなっていきます。
指数値が70以下になると勝率や複勝率が不安定になっていますが、
これは母数が少ないためのカタヨリなので、気にしないようにしましょう。
とくに気を付けたいのが、
上記の表をみて「コンピ1位が69の場合はスゴイ優秀だ!」
「よし!69の時を狙って馬券を買うぞ!」と、
指数値をピンポイントで拾って狙うことです。
コンピ70 勝率18%
コンピ69 勝率25%
コンピ68 勝率8%
私の長年の経験から見て、コンピ69の成績は異常値なので注意しましょう。
「コンピ指数は点ではなくゾーンで捉える」
これがコンピ指数を正しく活用するキーワードです。
今回の場合、指数値71や70の辺りから
母数の減少で成績がおかしくなっているので、
コンピ1位71以下を1つにまとめてみます。
いかがでしょう?
点ではなくゾーン(面)で考えれば、
コンピ71以下はあまり信頼できないゾーンだと分かります。
コンピ指数値は高いほど、勝率、連対率、複勝率がアップして、
低いほど、勝率、連対率、複勝率がダウンする。
これがコンピ指数の基本です。
次に気になっていると思いますが、
赤くマーキングしているコンピ1位85~90の複勝回収率の部分ですね。
ここだけ異常に複勝回収率が高くなっています。
その理由は「JRAプラス10」にあります。
「JRAプラス10」とは「すべてのレース」・「すべての投票法」で「通常の払戻金が『100円元返し』になる場合に、10円を上乗せして110円で払戻す」ことを言います。
注記:特定の馬番号・組番号に特に著しく人気が集中した場合には、競馬法の規定により「100円元返し」となる場合があります。
出典:JRAホームページ
つまりガチガチの100円の配当でも、特別ボーナスで110円にするよ!
というJRAの取り組み。
この取り組みのおかげで、
複勝が100円元返しになりそうな
コンピ1位85~90の馬の複勝回収率が高くなっているのです。
ちなみにコンピ1位85~90の部分だけを抜き出すと、
このような成績になります。
複勝率が約77%あって、10回に8回は3着以内に入る高確率。
それでいて複勝回収率が88%あるので、
上手く取捨選択できれば、回収率100%超えも夢ではないかもしれません。
では次にコンピ2位の指数値別の成績と回収率のデータを紹介します。
※データの信ぴょう性を担保するために、3年分のデータを使用しています
検証した期間内ではコンピ2位の最高値は80ですが、
過去には指数値81や82が出現したことがあります。
もし今後も出現した場合は、
指数値80と同じ程度の成績が期待できると考えて良いでしょう。
ちなみにコンピ2位の平均勝率は17%程度。
これを指数値で見てみると、
コンピ71~72辺りと同じくらいです。
この指数値よりも高ければ信頼できるし、
低ければ信頼度が下がるという選択の判断ができるでしょう。
またコンピ2位は指数値79以上になると成績がググっと良くなります。
コンピ1位と同じくらいの成績になるのですが、
これくらいコンピ2位指数値が高いと、1番人気になることが多くなります。
コンピ2位指数値79以上(134頭)
約半分くらいは1番人気になるイメージです。
そのためコンピ2位の成績が、コンピ1位と同じ程度になるということです。
またコンピ2位が79以上あるレースでは、
2強レースになることがほとんどです。
◆2018年3月10日(土)
12R 瀬戸特別
コンピ1位(80) マジカルスペル(1番人気 2.3倍)
コンピ2位(79) キクノルア(2番人気 3.0倍)
コンピ3位(63) コティニャック(3番人気 5.1倍)
◆2018年5月19日(土)
11R メイS
コンピ1位(80) ダイワキャグニー(1番人気 2.5倍)
コンピ2位(79) サトノアーサー(2番人気 3.1倍)
コンピ3位(59) レアリスタ(4番人気 8.9倍)
◆2018年6月2日(土)
9R 戎橋特別
コンピ1位(80) タイセイブレーク(2番人気 3.1倍)
コンピ2位(79) デザートストーム(1番人気 2.8倍)
コンピ3位(60) クルークヴァール(3番人気 7.1倍)
このような2強レースの場合は、
両雄並び立たずというような言葉もあるように、
取りこぼすケースがたくさんあります。
実際にデータを取ってみました。
コンピ2位の指数値が79以上のレースで、
コンピ1位と2位の2頭で馬連決着する確率は約28%!
10回に3回だけなので、意外に少ない印象です。
反対にコンピ1位と2位がダブルで3着以下に沈む確率、
つまりどちらも連対できない確率は約16%です。
2強レースの場合、
約8割のレースでコンピ1位か2位が連対するという計算になります。
どちらかを軸にして、
薄目(コンピ下位)に抜ける馬券を狙うと面白いでしょう。
同じコンピ指数順位でも、
指数値のよって勝率、連対率、複勝率など、成績がまったく違います。
指数値別のデータは、軸馬の信頼度判定などにご利用ください。
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