桜花賞馬ハープスターの弟アークライトで単勝逆張り作戦!

2020年7月5日、
函館5レースの新馬戦でアークライトがデビューしました。
この馬の姉は、桜花賞馬のハープスター。
そして母ヒストリックスターのお母さんは、ベガ。
つまりハープスターはベガの孫にあたります。
社台系牧場ゆかりの血統ですね。
だからヒストリックスターの子供は、
デビューするときに毎回注目されます。
兄弟のデビュー戦の成績は以下の通り。
ピュアソウル(3番人気2着)
ヒストリックレディ(未出走)
ハープスター(1番人気1着)
リュラ(1番人気3着)
アスティル(1番人気9着)
ゴールドティア(2番人気6着)
アークライト(1番人気2着)
いかがでしょう?
もうお分かりと思いますが、
デビュー戦を勝利で飾っているのはハープスターのみ。
あとは人気になるも、期待に応えられていません。
新馬戦は血統、管理する厩舎、生産牧場、
騎手、そして調教ぐらいしか能力を判断する基準がないですからね。
今回のアークライトの場合、
血統はハープスターの弟なのでバツグン。
そして厩舎はタワーオブロンドンや、
グランアレグリアを管理している藤沢和雄厩舎と名門。
生産牧場は、もちろんノーザンファーム。
騎手はノーザンのエース、ルメール騎手。
調教については、藤沢和雄厩舎は軽い調教で有名なので、
タイムが出ていなくても問題なし。
まー絵に描いたようなエリートですね。
ということは、
アークライトは人気になるしかない馬。
でも兄弟を見ると、初戦向きではない印象です。
アークライトはハープスター級なのか?
それともイマイチなのか?
こればっかりは走ってみないと分からない訳ですが、
アークライトの単勝は1.7倍ですからね。
競馬ファンの期待が、いかに大きいかが分かります。
でも馬券とロマンは別問題。
活躍馬の弟や妹は人気を吸って飛ぶ、良い狙い目でしょう。
例えば2009年のダービー馬、
ロジユニヴァースは、下に8頭の弟と妹がいます。
しかし2勝以上したのは1頭だけで、
他は1勝クラスをウロウロ、または勝ち上がれない馬ばかり。
もし血統というファクターで馬が走るのであれば、
ロジユニヴァースの下に、重賞勝ち馬が1頭くらいは出てても良いもの。
しかし現実はそうではありません。
血統に2匹目のドジョウはいない。
まれに仔出しの良いお母さんがいるので、
ドリームジャーニー、オルフェーヴル兄弟のようなこともありますが、
基本は疑ってかかるのが正解だと思います。
人気を被ってくれるので、
疑った方が馬券的にもオイシイですからね。
7月4日と5日の新馬戦には、
アークライトの他にも活躍馬の兄弟が出走していたので、
もう少し見てみましょう。
・ヨッシーフェイス(2番人気2着)
姉はサンビスタでチャンピオンズカップを優勝
・イリマ(4番人気3着)
姉はスカーレットカラーで府中牝馬Sを優勝
・サンデージャック(3番人気8着)
兄はエタリオウで菊花賞2着など重賞実績多数
・タウゼントシェーン(2番人気1着)
兄はロサギガンティアで阪神カップを優勝
・バクシン(1番人気6着)
兄はバクシンテイオーで北九州記念を優勝
兄や姉が優秀だったからと言って、弟や妹が優秀とは限らない。
人間も競走馬も同じ、ということでしょう。
これからはちょうど新馬戦が盛り上がる季節。
ノーザン系のゴリゴリの良血馬が人気を被っていたら、
まずは兄弟に注目です。
1頭だけ優秀な兄弟がいて、他はもうひとつパッとしない。
そんな馬を見つけたら、それはビックチャンス到来の可能性大。
単勝の逆張りでガッポリを目指しましょう。
競馬新聞では兄弟の成績まで分からないですが、
TARGETなら『兄弟』のボタンをクリックすると簡単に見れます。
この辺はデータ競馬をしている人のアドバンテージですね。
まだTARGETを使っていない人は、ぜひこの機会に導入してみてください。
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