日刊コンピ指数のテクニカル6予想は何故いつも当たらないのか?

本当にたまにですが、
田中さんのテクニカル6の予想は当たりませんね。
というメールをいただくことがあります。
日刊スポーツの極ウマ・プレミアムで公開している記事は、
テクニカル6のパターン1か、パターン2をあえて選択しているので、
的中率は5~10%くらいしかありません。
的中率5~10%というと、
10~20回に1回しか当たらないという計算。
競馬は月に8~10回ほど開催するので、
私の予想記事は、1~2ヶ月に1回しか当たらないわけです。
当たる、当たらないの感覚は人それぞれですが、
これは予想記事のコンセプト的に、仕方のないことですね。
「田中さんの予想は当たりますね!」
と言われたいのであれば、
ガチガチ決着の多いパターン6で本命馬券を買えばよい。
でもそれではコンピの魅力を伝えられないので、
高配当の獲れるレースの記事を、あえて書きましょう。
というルールでやっています。
なので、極ウマ・プレミアムで書いている記事は、
穴狙いなので的中率が低い!
と覚えておいてもらえると良いかと思います。
また他に、テクニカル6でレース分類するのは、
「まったく意味がない!」という意見もあるので、
それに対するアンサーを記しておきます。
まず単勝1番人気と2番人気の馬連1点、
ガチガチの本命馬券ですが、
これを全レースで購入したとしましょう。
その場合、的中率15%、回収率78%になります。
では次にレースが堅く収まりやすいパターン4~6だけで、
単勝1番人気と2番人気の馬連1点を購入した場合は、
的中率20%、回収率83%とパワーアップするのです。
反対に荒れる傾向のパターン1~3で、
単勝1番人気と2番人気の馬連1点を購入した場合、
的中率11%、回収率74%とパワーダウン。
つまりガチガチの本命馬券は、
パターン4~6で買うと儲かる可能性が高い。
本命派の人は、
パターン4~6のレースで勝負するのが正解なのです。
では次に穴馬券を狙ってみましょう。
単勝3番人気を軸に、6~10番人気の馬に流す馬連5点。
この馬券を全レースで購入した場合、
的中率6%、回収率84%となります。
堅い傾向のパターン4~6で購入した場合は、
的中率4%、回収率80%という成績に。
反対に荒れる傾向のパターン1~3で購入すれば、
的中率7%、回収率88%と、こちらもパワーアップします。
どうですか?
的中率もアップして、回収率もアップする。
こんな素晴らしい仕分けは、なかなか無いかと思います。
本命派はパターン4~6にだけ参加。
大穴派はパターン1~3にだけ参加するだけで、
あなたの回収率がアップするのは間違いなし。
レース選びの大切さが、
テクニカル6を通してご理解いただけたと思います。
あとはさらに自分流にレースを厳選して、
パターン6しか参加しない!とか、
パターン2で1番人気の騎手が危険な時に穴馬券を買う。
というようなご自身の得意パターンを、
ぜひ見つけるようにしてください。
と言っても、コンピ指数利用者さんは、
競馬ソフト「TARGET」を使っている人が少ないように思います。
TARGETはデータベースソフトなので、
過去のデータから、色んな傾向が分かります。
このソフトがあるのと無いのとでは雲泥の差で、
私はTARGETで回収率をドーピングできると思っています。
つまりTARGETを使うことができれば、
他の競技者よりも、良い成績を収めることができる。
ということ。
お正月に箱根駅伝をご覧になった方も多いと思いますが、
オリンピックイヤー、2020年は青山学院大学の圧勝でした。
前評判の優勝候補は東洋大学で、
青山学院大学は弱い学年と言われていたそうなので、
今回の勝利は格別だったしょう。
しかし2020年の箱根駅伝で、
その青山学院大学より目立っていたのがナイキのシューズ。
ヴェイパーフライという商品です。
これは靴底にカーボンプレートが内蔵されていて、
反発力によって前に進む力が強くなる、といった感じでしょうか。
ジャンピングシューズみたいなイメージですね。
このシューズを履けばタイムが速くなる可能性が高い。
ならば履く以外に選択肢はない。
私が箱根駅伝のランナーなら、迷わず履くでしょう。
何故なら、結果がすべてだから。
もちろん合う合わないの個人差があるみたいですし、
前傾姿勢になるので股関節に負担が掛かる、
というような話もあるようです。
ただマラソンや駅伝は、タイムがすべて。
速く走れなければ、部内での立場や順位も下がるみたいですね。
速く走ることが正義。
大げさですが、こんな感じでしょうか。
少し話が逸れましたが、
回収率が上がるならTARGETを使わないという選択肢はない。
回収率をアップさせることが正義。
競馬で勝つことが正義、であればですね。
なかには楽しめればOK!という人もいるでしょうけど、
勝てないと面白くないという人の方が多いハズ。
私はTARGETの回し者ではありませんが、
ぜひドーピングしてみてください。