狙って買える穴馬と買えない穴馬を考えてみる

 

毎週、毎週、穴馬の激走が繰り返されています。

 

「こんな馬、買えないよ!」という馬もいれば、

「終わってみれば、なんでこんなに人気が無かったのか?」

と思う穴馬もいますよね。

 

もっと考えていれば、馬券を買えたオイシイ馬。

 

これはよく復習することで、

激走するパターンが見えてくると思います。

 

では一緒にやって行きましょう。

 

※単勝10~18番人気で1~3着に入った馬をピックアップ

 

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◆8月22日

札4レース 

サクセスハーモニー 1着

単勝2990円 複勝740円

この馬は前々走が0.5秒差の4着、

前走が0.4秒差の5着と、掲示板に載っている。

買おうと思えば、普通に買えたオイシイ馬だ。

 

札6レース 

アポロリリー 3着

複勝850円

デビューから芝で3戦、

今回ダート替わりでの激走だが、買うのは難しいタイプ。

 

新6レース 

ラルワースコーヴ 2着

複勝1090円

デビューからダートで2戦、

今回は芝替りで激走をみせたが、買うのは難しいタイプ。

 

新8レース 

マリノスピカ 1着

単勝23030円 複勝2650円

デビューから芝を3戦使って凡走で、地方の盛岡に転出。

3戦2勝でJRAに再転入も、芝での復帰初戦は17着に惨敗。

今回、JRA初のダートを使って激走するも、買うのは難しいタイプ。

 

新11レース

ソロフレーズ 1着

単勝7000円 複勝2010円

この馬は前走上がり2位の脚を使って0.4秒差の7着。

一見、今回もチャンスがありそうな前走成績だが、

前走はハンデ戦で斤量が53kgと、今回の57kgより4kg軽い。

さらに前走は1800m戦なので、好走率の低い距離延長ローテーション。

買うのはちょっと難しいタイプだと思います。

 

新11レース

マイネルラフレシア 3着

複勝3530円

7歳馬でキャリア35戦の大ベテラン。

5走前の美浦S(3勝クラス)で、

上がり最速の脚を使って0.4秒差の4着している。

展開が向けば3着くらいまでには、スベリ込む能力があると判断できる。

紐馬扱いであれば買えるかもしれない。

 

小2レース

サウンドウォリアー 1着

単勝15100 複勝2080円

前走の芝の新馬戦は、出遅れて2.3秒差の8着。

今回は五分のスタートからハナを取りに行って、そのまま逃げ切り。

キャリアが浅いので、過去の実績からは買えないタイプ。

 

小7レース

メイショウホルス 3着

複勝980円

この馬はデビュー以来の芝1200メートル戦。

そのデビュー戦は0.6秒差の5着とまずまずの成績だが、

このレースの勝ち馬はNHKマイルカップを制したラウダシオン。

ということは、芝1200であればチャンスがあると予測できる。

しっかり精査すれば買えた馬だと思う。

 

小8レース

ラボンダンス 3着

複勝570円

前走はキャリア8戦目にして、ようやく未勝利を脱出。

前走が牝馬限定の未勝利戦で、

さらに2着馬にクビ差勝ちでは、それほど高い評価はできない。

買うのは難しいタイプ。

 

小11レース

フェルトベルク 1着

単勝8070円 複勝1000円

3走前のレースで着差なしの2着がある。

ということは、3勝クラスで勝ち負けできる能力の持ち主。

また芝1200メートルで善戦して、

芝1400メートルで凡走しているパターンだ。

この距離ならハマれば一発ありと予測可能。

穴馬狙いなら買えた、おいしいタイプの馬。

 

 

◆8月23日

札3レース

オメガデラックス 1着

単勝2940円 複勝600円

3走前に地方の金沢で0.3秒差の2着。

前走はJRAの未勝利戦で2.1秒差の10着。

買える材料が乏しくて難しいタイプ。

 

札3レース

プロスペロ 3着

複勝1160円

デビューから7,10,6,13,5,6,10着という成績。

前走から特に条件が変わったわけでもなく、難しいタイプ。

 

札6レース

クロカドッグ 1着

単勝2460円 複勝650円

1勝クラスに昇級してから11,12,16,5,8着という成績。

前走ダ1700メートルから、

今回ダ2400メートルへの距離延長ローテーションも微妙。

走るタイミングが分からず、買うのが難しい馬。

 

新3レース

タシロ 1着

単勝3650円 複勝630円

この馬は5月9日の未勝利戦で0.4秒差の6着がある。

ここで上がり3位の決め手を使っているのと、

7,8,9着馬が3頭とも次走で3着していることを考えると、

レースレベルが高かった可能性が大きい。

条件が合えば激走があると予測できたタイプと判断する。

 

新11レース

ルッジェーロ 3着

複勝920円

この馬はオープン昇級初戦の天王山Sを1.8秒差の11着。

前走の天保山Sを除外から、ここで一変の激走。

調教のタイムが少しだけ良いくらいで、激走するとは読めない。

 

小4レース

ピンクレガシー 1着

単勝7780円 複勝1430円

この馬は新馬戦で0.3秒差の4着と上位争いをしていて、

条件さえ合えば勝ち負けできる能力があったと推測できる。

そこへ来て、新馬戦以来の芝2000メートル戦。

穴馬狙いなら、狙って獲れる馬だったかもしれない。

 

小5レース

メイショウユウスイ 3着

複勝590円

新馬戦での激走で、予測は難しい。

 

小8レース

リリーミニスター 1着

単勝2610円 複勝560円

1勝クラスに昇級してからの3戦を精査すると、

後に活躍している馬が多くてレベルが高かった印象。

ただ少し決め手に欠けるうえ、

好走率の低い距離延長ローテーションのため微妙。

買うのは難しいタイプかもしれない。

 

小10レース

ジェミニズ 3着

複勝1400円

3勝クラスに昇級して2戦目に0.2秒差の2着がある。

ハマれば勝ち負けできる地力はあるので、

走るべくして走った穴馬だろう。

ただいつ走るかは分からないので常にマークが必要なタイプ。

 

小11レース

アウィルアウェイ 3着

複勝430円

シルクロードS(G3)を勝利後に、

高松宮記念11着、CBC賞を7着で人気を落としていた。

重賞を勝てる能力があるので、この3着は当然の結果。

成績にムラがあるタイプなので、今回のような凡走後が狙い目か。

 

小12レース

ノブフランクリン 3着

複勝930円

前走勝利してキャリア7戦目で未勝利を脱出。

2着馬と0.1秒差と特に強調材料もなく、

昇級初戦から激走できるとは予想できないタイプ。

 

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このように買えそうな穴馬は、

何レースか前に似たような条件で好走しているケースが多いですよね。

 

同じクラスで0.4秒差の5着だったり、

同じトラックの同じ距離で過去に連対経験があったり。

 

ただここ2~3戦くらいを凡走をしていると、

「この馬はダメだ!」というレッテルをベタベタと貼られる。

 

そして人気がドドーンっと下がって、オイシイ穴馬になるわけです。

 

反対に買えない馬は、適性が分からないキャリアの浅い馬。

 

あとは過去に好走歴がないのに、いきなり走った馬。

 

これは馬体面や気性面の成長だったり、

ブリンカーの装着、あとは騎手の乗り替りなど、理由はいろいろでしょう。

 

買えない馬まで狙いに行くと難しいので、とりあえずスルーでOK。

 

買えそうな穴馬を、きっちりと狙い撃ちにしたいですね。

 

またこの場所で復習したいと思います。

 

よろしくお付き合いください。

 

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