コンピ1位90とオッズを比較して活用する方法
日刊コンピ指数の最高値90。
この指数値はコンピ1位しか該当しない指数値で、
各新聞で◎◎◎◎◎と、
二重丸がグリグリに並んでいる馬に与えられる数値です。
そんなコンピ1位90ですが、
オッズによって成績がピンキリなのはご存じですか?
まずはコンピ1位90の平均成績がコチラ↓
勝率55% 連対率74% 複勝回収率85%
単勝回収率84% 複勝回収率94%
連対率74%なので、4回に3回は連対する計算。
コンピ1位90から馬連全頭流しをすると、
4戦3勝という高い確率で的中することができるわけですね。
回収率は別なので、勝ち負けは置いておきましょう。
的中率が低いとストレスが溜まる人もいるので、
この高い的中率を何とか利用できないか?
と模索する人もいると思います。
しかし感覚的に、
4回に3回も連対していない気がしませんか?
それもそのはずで、
同じコンピ1位90でもオッズによって成績が違うのです。
下記のデータをご覧ください。
まず1.1~1.5倍のゾーン。
ここまで競馬ファンに支持されたコンピ1位90は最強ですね。
勝率66% 連対率83% 複勝率91%
単勝回収率88% 複勝回収率97%
連対率が80%を超えるので、
5回に4回も連対する、スゴイ性能になります。
絶対に外したくないのであれば、
コンピ1位90がこのゾーンに入った時だけを狙いましょう。
相手馬を取捨選択した馬連でも、かなりの高確率で的中できるハズ。
続いてオレンジ色の1.6~2.1倍のゾーン。
このゾーンが、我々がよく目にするコンピ1位90になります。
勝率45% 連対率67% 複勝率81%
単勝回収率78% 複勝回収率90%
連対率67%なので、3回に2回しか連対しない。
コンピ1位90だから鉄板級だと思っていても、
実際は3回に2回しか連対しない。
これが思ったよりコンピ1位90が負けると感じる理由です。
本当に鉄板級なのは1.1~1.5倍のゾーンだけ。
頻繁に目にする1.6~2.1倍のゾーンは、
死角が無いか?を探すくらいのスタンスで良いように思います。
そして2.2~2.4倍の弱いゾーンはスルーして、
最後に2.5倍以上のゾーンに注目。
成績は以下の通り。
勝率44% 連対率72% 複勝率75%
単勝回収率125% 複勝回収率104%
コンピ1位90で単勝2.5倍以上のオッズになるのは異常で、
直近5年間で32回しかないレアケース。
見つけたら即買いですね。
何かしらの理由で人気が落ちているけど、
さすがはコンピ1位90で、思ったより負けない。
ということでしょう。
このレアケースに該当したのが、シンザン記念のアーモンドアイ。
歴史的名馬ですが、
シンザン記念の時点では、まだまだ懐疑的だったということでしょう。
アーモンドアイは、
デビュー戦2着で、次の未勝利戦で勝ち上がった馬。
ただその未勝利戦のレース内容が圧巻で、
最後まで持ったまま軽く流した状態で、2着馬に3馬身半差を付ける大楽勝。
シンザン記念でも当然1番人気に推されますが、
コンピ指数は開催日の天候は考慮されない仕様なので、
コンピ1位90だったとしても、重い馬場をこなせないと判断されたか。
アーモンドアイは、単勝2.9倍に甘んじます。
しかし結果は、馬場を苦にせずきっちり勝利。
ここから国内G1を8勝する快進撃に繋がる訳ですね。
とりあえずコンピ1位90で、当日のオッズが甘い馬は買い!
そして1.1~1.5倍のゾーンは信頼軸。
1.6~2.1倍のゾーンは、過度の信頼をしない!
このルールで活用して貰えればと思います。
ぜひ参考にしてください。
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